高校は義務教育ではありません。
行く高校によって教育のレベルも、付き合う人間も、まるっきり変わります。
偏差値が10も変われば、世界が違うと思って差し支えありません。
ということは、その後の進路選択にも、就職活動にも、社会人人生にも、とんでもない差が出ます。
だから、そのスタートでもある高校受験は、自分が思っているよりよほど慎重になるべきだと私は考えています。
生徒にも保護者にも、なかなか伝わらないのが歯痒いですが・・・。
後悔が残る「結果任せ 『ゆるゆる受験』」
後悔が残る「ゆるゆる受験」について典型的なパターンをご紹介します。
中学3年生を迎える多くの生徒が、志望校を決めずに新学年をスタートします。
何となく塾に通い始め(もしくは今の塾に通い続け)、1学期のテストを受けます。
不思議なことに、その点数は2年生の時と大きく変わりません。それはもちろんです。テストに臨む姿勢が変わっていないからです。
そのまま何となく、塾の夏期講習に参加をします。その後、秋から冬にかけての最後のテストです。やっと気合を入れて勉強をし、少し点数が上がります。
しかし、思ったより内申点は上がりません。(2学期の内申点が総合点であるため、当然の結果といえます。)
最終的に出た内申点と模試の結果を基にして、実力よりも一ランク下の安全校を志望校として設定します。
安全校なので、12月の時点で模試でA判定が出ており、あとは体調管理に努めるのみとなります。
このようにして、何となく受験が終わります。
大人になってから振り返った時、
この高校選択や受験生としての姿勢が後悔の原因となることが非常に多いです。
後悔の残らない受験生生活とは?
では、後悔のない受験生活を送るために、どうしたら良いのかをご紹介します。
2年生の3学期(学年末)の内申点を基に、自分にとって適正な高校を調べましょう。
その高校が本当に自分が行きたいと思える場所なのかを考えましょう。多くの場合、「えっ、私の適正校ってここなの?」という結果になると思います。
自分が心から行きたいと思える高校はどこなのかを考えましょう。
その高校に行くのに必要な内申点と、入試得点を調べ、紙に書いて部屋の壁に貼っておきましょう。
目標設定と計画立案を具体的に
必要な内申点が明確になったら、GAP(差)を算出します。そして、どの科目をどれだけ伸ばせば良いかを設定しましょう。あとは目標内申めがけてまっしぐらに勉強してください。
特に積み重ねの科目である英語・数学に関しては、予習をしましょう。塾に通っていない生徒さんは、市販のテキストで構いません。特に数学に関しては、学校の授業が本格始動する前に乗法公式までを終えていると、学校の勉強が非常にスムーズに進みます。
夏前になると、Wもぎという模試が始まります。必ず受験してください。
現状の学力を知ること
苦手単元を知ること
何の科目を何点まで伸ばすかを決めること
↑を必ずやって、同様に部屋の壁に貼っておいてください。
このようにして、目標に向かって計画的に取り組むことで、後悔のない受験生生活を送ることができます。
このやり方は、大学受験でもほぼ同じやり方で流用できるので、ぜひ参考にしてください。
後悔のない受験を目指し、今から準備を始めると、大人になって過去の自分に感謝できます👍
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