併願優遇とは?
併願優遇とは、いわゆる滑り止めです。
基準を満たしている場合、
学校の通知表を私立高校に提出し、形式上試験を受けると、合格を確保できる制度です。
(一部例外はあります。)
要は内申が足りていれば合格をゲットできるという認識でOKです。
併願優遇の仕組みは?
私立高校側で基準を設けています。
3科目とは、国語・数学・英語の3科目の内申の合計です。
5科目とは、国語・数学・英語・理科・社会の5科目の内申の合計です。
9科目とは、5科目に音楽・美術・体育・技術家庭を加えた9科目の内申の合計です。
加点制度って何?
通知表以外で内申点に加点される制度です。
「3科で12必要なところ、あと1足りない・・・」
そんな時、英検3級で加点1と書いてあれば、
英検3級に合格している場合は内申に1を加点してくれるということです。
加点は検定(主に英検、漢検)、生徒会、部活動の部長、生徒会などですが、
何が加点になるかは、私立高校側が決めています。
面白いところでは、
説明会に参加したら+1点
同じ市区に住んでいたら+1点
などがあります。
(中位~下位校に謎加点制度が多いです。)
高校のホームページを確認してみましょう。
評定が足りなければ諦めるしかない?
上位校だと厳しいです。
中位~下位の私立の場合、
学校説明会や見学会に、模試の結果票と通知表を持って行って、
「どーーしても1足りないんですけど何とかなりませんか!?」
「高校生活では真面目に頑張ります!!!」と懇願すると、
別ルートを案内してくれる場合があります(闇)
どうやって選べばいい?
たまに4校も5校も挙げて、
全ての高校の説明会に参加したりされる方がいらっしゃいます。
滑り止め校の決定に時間をかければかけるほど、
勉強時間が減ってしまうので(しかも貴重な土日の)
第一志望の合格率は下がります。
そうなっては本末転倒なので、
成績と自宅からの距離を基準に1〜2校に絞る
↓
ホームページや口コミサイトで調べる
↓
学校見学に行って校風(自主性を重視するか、厳しいか)や進学実績を確認
↓
決定
こんな感じでOKです。
第一志望の学校の勉強に時間をかけるようにしましょう。
言い方は悪いですが、所詮は滑り止めですからね・・・。
注意点は?
・「欠席日数○日以下」のような、出席状況に対する規定がある場合があります。
・「9科目に1不可」「英語に2不可」のように成績に条件がある場合があります。
・基準は毎年変わるところが多いので注意する必要があります。
以下の検索システムは2024年度入試のものです。
必ずホームページで最新の情報を確認してください。
(こちらでは一切の責任を負いません。)
※必ず高校のホームページで最新の基準を確認すること
※誤りがあればコメント欄にてご指摘ください
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